製品紹介
カルセラリーフとは
- カルセラリーフとは、複雑構造の鋼製魚礁に餌料培養基質の『瓦ユニット』を組込み、天然礁では生み出すことができない水産生物の好適な棲息環境を人工的に創出した魚礁・増殖礁です。
この事により、様々な魚類の蝟集に高い効果を発揮するだけでなく、産卵の場、幼稚仔魚の保育場など、水産資源を保護育成する機能を併せ持っています。 - カルセラリーフには、用途に合わせて様々なタイプが有り、条件に応じた最適なタイプが選択できます。
瓦ユニット
- 素焼瓦は、表面が粗面になっており、潮流と接することで付着生物が着生し易い特徴を持っています。
- 瓦ユニットは、素焼瓦の持つ特徴を活用し、表面が全て潮流と接する潮通しの良い組込み方にしているため、多くの付着生物が着生し、小型甲殻類などの棲息場に適した環境が形成されることから、高い餌料培養効果を発揮します。
- 瓦ユニットの瓦間にできる多数の小空間は、水産動物の棲息場、幼稚魚の隠れ場・休息場として機能します。
- 瓦ユニットは、長期間に渡り餌料培養機能が持続され、耐久性に優れていることが試験結果により確認できています。
- 瓦ユニットには、環境・水産生物に無害の素焼瓦を使用しています。
瓦・石の飼料動物量
(縦横高38×147×32cmの鋼製ユニット当り)
1ユニット当り瓦枚数(27枚;4.86㎡)
1ユニット当り石材量(0.179㎥)
瓦を利用する生き物たち(効果調査映像)
瓦を利用する生き物たち
- ウツボ
- イセエビ
- カサゴ
- アワビ
- マダコ(産卵)
- イシダイ
- イセエビ
- サザエ