製品紹介
海藻着生基質(セラポラ)とは?
セラポラ基質とは、瓦リサイクル材・天然繊維・鉄粉・セメントペーストで構成されており、 圧縮強度10N/mm2以上、空隙率約25%のポーラスブロックです。
- 連続した空隙に富むセラポラ基質は、海藻の着生に適した凹凸形状をしており、海藻の胞子(タネ)が着生しやすいだけでなく、仮根・付着器も活着し易いので、波浪の強いところでも海藻が剥離し難いです。
- 形状は比較的自由に成形できます。
- 各地で設置しているセラポラ基質の効果調査では、海藻類の着生効果が高いことが観察されています。
【セラポラ基質の効果調査映像】
海藻着生基質「セラポラ」を装着した魚礁・増殖礁
セラポラ基質を魚礁・増殖礁に装着することで、海藻着生機能を付加することができ、海藻着生による増殖機能を強化することができます。

カルセラリーフ2.2m型 セラポラ付(魚礁・増殖礁)
- セラポラ基質の付加により、海藻着生による増殖機能を強化している。
- 海藻着生後は、藻場の役割も期待できる。

カルセラリーフ3.0型 セラポラ付(増殖礁)
- セラポラ基質の付加により、海藻着生による増殖機能を強化している。
- 海藻着生後は、藻場の役割も期待できる。

カルセラリーフ35SS型 セラポラ付(魚礁・増殖礁)
- セラポラ基質の付加により、海藻着生による増殖機能を強化している。
- 海藻着生後は、藻場の役割も期待できる。

カルセラリーフMB3.5型(増殖礁)
- アオリイカの産卵、磯根資源の増殖を目的とした増殖礁。
- 丸鋼による剣山形状により、アオリイカの産卵行動を高める。
- 海藻着生基質の「セラポラ」により、海藻の着生機能を高めている。
- 瓦ユニットの瓦間にできる多数の小空間は、稚エビ(イセエビ)や稚アワビ、サザエの棲息場に適している。
- 海藻着生後は、藻場の役割も期待できる。

セラポラリーフⅡ型(増殖礁)
- 礁上部が山型の増殖礁。
- 海藻着生基質の「セラポラ」を傾斜部に装着し、海藻着生の妨げとなる浮泥などを堆積し難くしている。
- 礁内部の陰影のある空間は、幼稚魚の隠れ場・休息場・棲息場として高い効果を発揮する。
- 藻礁の実績が有る。

AL-Ⅰ型(5t・10t)(増殖礁)
- アワビやサザエなどの増殖を目的として開発したコンクリート増殖礁。
- 礁上面の稜角部と海藻着生基質の「セラポラ」により、海藻の着生機能を高めている。
- 礁上面は、浮泥などが堆積し難い傾斜を設けている。
- 90度以上の傾きをもたせた側面と礁本体と脚部の境に設けた返し(段差)で底生生物などの食害防止を図っている。
- 海域条件に応じて5t・10tタイプが選択できる。
- 脚部間にできる空間は、アワビ、サザエなどの棲息場に適している。
- 沈設時、作業台船に2段まで積み重ねることができ、沈設費が経済的である。
- 藻場造成事業の実績が有る。

AL-Ⅱ型(増殖礁)
- 角部が多い凸形状のコンクリート増殖礁。
- 角部が多い上部と海藻着生基質の「セラポラ」により、海藻の着生機能を高めている。
- 藻礁の重心位置が低いことから、安定性に優れている。
- 脚部間にできる空間は、アワビ、サザエなどの棲息場に適している。

角型組立礁130-4-PF型(魚礁)
- 海藻着生基質の「セラポラ」の装着により、魚類の蝟集・増殖機能を強化している。

ネットブルリーフ セラポラ付(魚礁・増殖礁)
- 海藻着生基質の「セラポラ」の装着により、魚類の蝟集・増殖機能を強化している。
- 藻場造成事業の実績が有る。